元気のない時は無理に元気になろうとしないことが大事です
数年前まで、私は元気のない時は元気を出すために
明るい音楽を聞いたり、友達と一生懸命しゃべってみたりしていました。
でも、その音楽が終わったりその人と話し終えたらまた元通り...どころか
元よりさらに元気がなくなるのです。
元気というものの基準は人それぞれで、ちょっと今落ちてるかな...と感じる時は
その方が心身が休まることが多いように最近は思っています。
ですから、元気のない時の自分も嫌がらず否定せず、自分のバリエーションの
一つだと認めてみましょう。
私は元気のない自分は「静かな自分」として大事にします。
今年は久しぶりにお雛様も本棚に飾ったりしてみました。
こういう小さなことは元気な自分では逆に出来ないことなのです。
日本の民謡もよく聴きます。
いつも聴いていたポップスと違い、日本の昔の風景が浮かんできて
心地よいのです。
お気に入りは福島県民謡の「会津磐梯山」です♪あの有名な
小原庄助さん なんで身上潰した
が出てくる歌です。
前に福島出身の女の子に「小原庄助さんのとこでしょ?」と
言ったら「イヤダ〜!」とすごい拒否反応だったことがありましたっけ。
いい意味で言ったのですがね。
こういうことを思い出したりしていると、なんだか少し愉快な気分に
なってきます。
いつもいつも元気でなくてもいい...と思っていれば、またそのうち元気な日が
きっとやってくるでしょう。